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ICP終了 ⇒ 5か月ぶりのブログ投稿


本当に久しぶりです。Nです(このペンネームも定かではなく、以前の投稿で確認してしまいました)。

5月からスタートしたICPが終了しました。期間としては4か月あまり。その間の6週間はICPのみに充てられた期間であり、相当な時間と労力を注いだプロジェクトとなりました。

今回はICPを通して感じた事をブログに記載したいと思います。

● クライアント+事業内容:
世界中で知られている大手食品会社の子会社が僕たちのクライアントでした。
その会社の事業内容は、欧州におけるエスニックフードの輸入販売というもので、世界中から潜在需要の高い商品を輸入し欧州内で拡販を図ることを目的としています。事業内容はシンプルなもので、商品の親しみやすさも手伝い、比較的スムーズなプロジェクトのスタートをきることが出来たと思います。

● IMDチーム:
チームは、イタリア、ロシア、韓国、ベルギー、日本で構成されました。
チーム員の前職は、コンサル(2)、ファイナンス(1)、ジェネラルマネジメント(1)、マーケティング(1)という内訳。上記にプラスしてプロジェクトコーチとして教授(僕たちのグループはマーケティングの教授)が定期的に進捗確認、アドバイザーとして参加。

コンサル出身者が2名居たことはプロジェクトを進める上でとても助かりました。プレゼン資料の作成は勿論、議論が発散しがちなグループワークをコントロールする上で、またクライアントの期待値コントロールを適切なタイミングで行う感覚はさすがと思って感心すると同時に学びになりました。
とは言え、中盤は議論が纏まらずにかなり苦労したことも事実。
例えば、Phase2(ICPは4つのPhaseからなっていてそれぞれのphaseでプレゼンをすることになっています)のプレゼン前日、提案内容のエスニックフードの販売チャネルについての議論は堂々巡りとなり混乱してしまいました。エスニックフードビジネスの範囲をどのようにとらえるのか?エスニックフードショップ(いわゆるパパママショップ規模)で販売されている全ての商品をビジネスの対象とするのか?或いは欧州外から輸入される食品すべてをビジネスの対象とするのか?といった内容で、議論は結局朝方まで続きました。翌朝クライアントのところへ向かう車の中で資料の最終修正を行うような状況とりました。



● クライアントの変化
終了した今となってはとても良いクライアントとの関係を構築出来たと思いますが、当初から良好な関係だったとは言えなかったと思います。クライアントからのIMDチームに対する見方は当初どちらかというと「お手並み拝見」というものだったものを、時間を掛けながら信頼関係を醸成していったというのが実情だと思います。

- 当初:受け身
そもそもIMDコンサルティングプロジェクトは今年が初めての企業で、CEOがIMDの教授との個人的関係で引き受けたものであり、担当者として希望したものではなかったこと。
また、コンサルティングチームの分析結果如何では担当者の過去のやり方や今後の方向性が否定されかねず、余計なことはしてほしくないという保守的な感情があったこと(推測)から、「どれだけ出来るかお手並み拝見、自分の考えはあるがそれはオープンにしない」という発言が聞かされた程。また「IMDの提案が自分の考えとどれだけ近いかまたは異なるかを確認することがプロジェクトの目的」とも。

- 中旬:雪解け
市場調査で欧州各国(イタリア、スイス、オランダ、ドイツ)に担当者と同行したり、PHASE1、PHASE2のプレゼン内容が受け入れられたこと(親会社へのプレゼンにかなり採用されていた)を契機として信頼感が芽生えてきたことが感じられるようになりました。
PHASE2終了後、欧州内の親会社との事業の仕切り分けを議論する会議にてプレゼンをしたあたりから担当者の意識変化が強く感じられるようになり前向きな評価が感じられるようになりました。

- 終盤:協働
最終プレゼンの数週間前には当初は自分の考えはオープンにしないと言っていたキーマン自ら考えを披露することに。お手並み拝見フェーズを超え、「IMDチームを活用しないと損」、と考えが変わったことが感じられました。最終プレゼンはクライアントへの提案というのが通常のようですが、プレゼンの事前に内容については合意済みで、親会社の責任者を説得する場に駆り出されたようなかたちとなりました(親会社同席の基のプレゼン)。

プロジェクト終了後にコンサル出身者にICPの出来をプロフェッショナルの立場から評価してもらいましたが、質については70%-80%、期間については2-3週間で終わるプロジェクトだと聞かされ少々残念な気持ちがしましたが、自分自身の学びの機会と考えれば実際の企業を相手に行うプロジェクトは充分意義深いものだったと思います。

因みにプロジェクト終了後、チームメイトの一人は復職するまでの数ヶ月間クライアントのところで働かせてもらえないか交渉中です。ICPを契機にジョブオファーをもらうケースはこれまでにも多々あり、今年も他プロジェクトはジョブインタビューのオファーが既にあると聞いています。

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スイス国内で撮った写真を添付します。

1枚目:インターラーケン/ユングフラウヨッホ頂上にて
2枚目:クライアント本社横の湖(素晴らしい環境!羨ましい!)
by ouchy | 2009-11-05 05:37
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